為替の基礎知識;変動相場制~バブル景気

為替の基礎知識として、日本の為替相場の歴史を勉強していきましょう。前回に引き続いて為替の基礎は、「変動相場制以降の為替相場の推移」としてお送りしていきます。

日本の対ドル為替相場は、昭和48年2月の変動相場制導入以降、為替はどんどん円高が進んでいきました。スミソニアン体制の1ドル=308円から、対ドル為替は上下を繰り返しながら円高が進み、昭和53年に為替は1ドル=200円を切りました。

ここで基礎知識として、「円高」と「円安」について確認しておきましょう。ほんの基礎的なことですが、1ドル=300円から、1ドル=200円になった場合、相対的に円の価値が約1.5倍に高くなったと考えられ、「円高」になったと云います。基礎ですが、100ドル購入するのに、30,000円必要だったものが、20,000円で済むわけですから、大きな商売をやっていればやっているほど、為替変動の影響が大きいことになります。

基礎知識として、輸入業者は円の価値が高くなると、安く外国から商品を仕入れられるので為替変動は有利に働きますが、輸出業者は商品が高くなってしまうため、為替変動により売れにくくなってしまい不利に働きます。

話は戻りますが、昭和54~60年までは1ドル=200円台で推移していきますが、1985年(昭和60年)9月の『プラザ合意』を受け、急激に円高が進んでいきます。ここにかの有名な「バブル景気」に突入するわけです。

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